木枯 - Kogarashi -
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木枯 - Kogarashi -

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秋から冬にかけて、少しずつ灰色のフィルターがかかっていくようだなと思うことがある。物悲しさを感じて、気持ちがどんよりとしてくる。その一方で、木枯が吹くと、なんともいえない自由さを感じる。風に吹かれているとき、まったく無名の存在になれるような。 地面に散乱した秋の色した落ち葉たちが、木枯に吹かれて舞い上がる。旋風が起きる。少しずつ見えている色が変わっていく。初霜がおりる。曇った空から冷たい雨が降って、雪に変わる。雪の下では土が眠り、春のために体力を蓄え始める。季節はそうやって移り変わっていく。 そういえば、乙女座の神話を聞いたときに、面白いなと思った記憶がある。 農業の女神のデメテルの娘ペルセポネは、冥界の王ハーデスに気に入られ、冥界に連れ去られてしまう。そのショックで、女神デメテルは悲しみに暮れ、地上の作物が育たなくなってしまった。ゼウスがペスセポネを返すようハーデスを説得してことなきを得たけれど、ハーデスはペルセポネにざくろの実を三粒食べさせていた。一年の間三ヶ月ほどの間、ペルセポネは冥界で過ごすことになり、その間デメテルは悲しみに暮れ、作物が育たない冬となったのだそうだ。 秋から冬にかけて感じる物悲しさは、デメテルの悲しみが伝わってくるからなのかもしれない。かつてこの神話を考えた人々は、変わりゆく季節から、こんな話を思いついて、語り合ったのだろうか。 このカーディガンからは、木枯のときの物悲しさが感じられると思う。でも、まるで眠る前に数える羊のようにふわふわとやわらかで、しっとりした触り心地だから、すこしはその物悲しさが紛れると良いのだけれど。 ウール、レーヨン、モヘア、ナイロン サイズ:肩幅 80cm/ 袖丈36cm / 身丈55cm 付属品:カブトピン(金古美 6cm) モデル:身長169cm(レディースサイズM〜L、メンズサイズS〜M着用) ***** これは「マタギ」と名付けたオリジナルパターンのカーディガンです。 ジェンダーレス、エイジレスに着られる、ドロップショルダーのシンプルなつくり。オーバーサイズなので、ゆったり着ることもできますし、プラスサイズの方にも着用いただけます。 色や糸を変えるだけで、「マタギ」の野生味のある無骨さが薄れ、都会的な雰囲気や、繊細さが出てきたりするのがとても面白いなと思います。 また、一点だけの手紡ぎ、手編みのアイテムですので、使っていくうちに穴が空くなどしたら、お直しが可能です。お気軽にご相談ください。